米銀ゴールドマン・サックス・グループは、トランプ次期米大統領が国家経済会議(NEC)委員長に指名したゲーリー・コーン前社長退任の影響で空席となった最高情報責任者(CIO)にエリシャ・ウィーゼル氏を起用する人事を決めた。

  証券部門の最高リスク責任者(CRO)を現在務めるウィーゼル氏(44)は、アウシュビッツ強制収容所での体験に基づく著作で知られるノーベル平和賞受賞者エリ・ウィーゼル氏の子息。ゴールドマンが9日に行員宛てに出した内部文書によれば、前CIOで昨年12月に最高財務責任者(CFO)への昇進が決まったマーティン・チャベス氏(52)が直属の上司となる。ウィーゼル氏はテクノロジー部門のほか、グローバルのストラテジストも共同で統括する。

  コーン氏の政権入りに伴い、ハービー・シュワルツCFOと投資銀行共同責任者のデービッド・ソロモン氏が共同社長に昇格。チャベス氏はシュワルツ氏の後任に任命された。

  エール大学を卒業したウィーゼル氏は、通貨・商品部門のアナリストとして1994年にゴールドマン入りし、その後2004年にパートナーに指名された。父親のエリ・ウィーゼル氏は昨年7月に亡くなった。

原題:Goldman Promotes Elisha Wiesel to Chief Information Officer (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE