中国のアリババ・グループ・ホールディングは、百貨店運営の銀泰商業集団(インタイム・リテール・グループ)の株式を最大26億米ドル(約3000億円)規模で買い取り非公開化する提案を主導した。電子商取引会社で中国最大のアリババは、実店舗チェーンとの統合を深める。

  オンライン取引は伸びが鈍化しており、それ以外の分野での成長を目指すアリババは今回の取引を通じ、実店舗を持つ小売業での足場を強化する。また、オンラインショッピングに十分に対応できていない4兆5000億米ドル規模の業界を近代化する方法を模索できる。

  香港証券取引所への提出書類によれば、アリババとインタイムの創業者、沈国軍氏は、インタイムの未保有株を1株当たり10香港ドルで取得する。これは直近終値に42%上乗せした水準で、非公開化に必要な現金はオプションを含めて約198億香港ドル(約3000億円)。インタイム株は10日、売買再開後に35%急伸した。

  アリババとインタイムは数年にわたり関係を構築してきた。アリババは2014年にインタイムに初めて出資し、翌年にアリババの張勇最高経営責任者(CEO)がインタイムの会長に就任した。

原題:Alibaba Takes Big Step Offline With $2.6 Billion Intime Deal (1)(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE