トランプ次期米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏(35)は、無給の上級顧問としてホワイトハウス入りする。

  大統領選でトランプ陣営の中心的役割を果たしたクシュナー氏は、次期政権の大統領首席補佐官を務めるラインス・プリーバス氏とチーフストラテジストに就任するスティーブン・バノン氏とトランプ氏の政策課題で協力する。トランプ氏の政権移行チームが発表した。トランプ氏はクシュナー氏を「素晴らしい人材であり、信頼できる助言者」と評価した。

  クシュナー氏は利益相反に関するルールを順守するため、さまざまな資産を処分すると同氏の弁護士は述べた。

  1967年成立の反縁故法は公職者が自らが所属もしくは管轄する政府機関に親族を任命することを禁止している。ただ一部の法律専門家は、同法がホワイトハウスにも適応されるかどうか疑問視しており、親族が無給の職を得られるのかも不明。

  クシュナー氏の代理人の一人である弁護士ジェイミー・ゴアリック氏は、大統領によるホワイトハウスでの採用については議会は反縁故法などの法律を顧みずに承認してきたと指摘し、「司法省がこの権限について、拘束を受けない広範囲に及ぶものと説明している」と付け加えた。

  ゴアリック氏は電話取材に対し、クシュナー氏が政府倫理規定を順守するため、一族経営の不動産会社クシュナー社の最高経営責任者(CEO)を退任すると述べた。  

原題:Trump’s Son-in-Law Kushner to Take Unpaid White House Role(抜粋)

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