ペルシャ湾の入り口であるホルムズ海峡を航行していた米海軍の誘導ミサイル駆逐艦が8日、イランの高速艇4隻に警告射撃を行った。米海軍によれば、イランとのこのような衝突は昨年8月以来となる。

  米海軍のジェフ・デービス報道官は9日、米国防総省で記者団に対し、イラン・イスラム革命防衛隊の武装した高速艇が無線などによる警告を無視した後、駆逐艦が警告射撃したと説明した。

  米海軍の発表によると、マハン級駆逐艦が「ホルムズ海峡の国際水路」を航行中にイランの武装した艦艇が「猛スピード」で接近。「無線やサイレン、警笛による度重なる警告」をイラン側が無視したため、米駆逐艦は50口径機関銃による警告射撃を3回行ったという。

  米艦艇へのイランの嫌がらせに対し、より強硬な対応を行う方針を表明してきたトランプ次期米大統領は、これまでのところ今回の事件についてコメントしていない。経済制裁の解除を受けて、イランの原油輸出は回復に向かっている。

原題:U.S. Fired Warning Shots at Iranian Boats in Strait of Hormuz(抜粋)

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