9日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。イラクが石油輸出国機構(OPEC)原産合意を守らない可能性が懸念され、約5週間ぶりの大幅安となった。イラクのルアイビ石油相は声明で、ペルシャ湾岸南部の積み出し港からの輸出が12月に過去最高に達したことを明らかにした。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は電話取材に対し、「イラク発のニュースで減産合意不履行への懸念が広がった」と指摘。「サウジとクウェートなど湾岸諸国以外の産油国で、減産順守を確認する必要がある」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前営業日比2.03ドル(3.76%)安い1バレル=51.96ドルで終了。昨年11月29日以来で最大の値下がり。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.69ドル(3.8%)下げて54.94ドル。

原題:Oil Tumbles Most in Five Weeks Amid Iraqi Compliance Concerns(抜粋)

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