資産家ウィルバー・ロス氏は元従業員から360万ドル(約4億2000万円)を不当に奪取したとして、この元従業員から提訴された。ロス氏はトランプ次期米大統領から次期商務長官に指名されており、上院での承認公聴会を来週に控えている。

  訴えを起こしたのは、ロス氏が創立したプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社、WLロスでアシスタントバイスプレジデントとして勤務していたジョゼフ・ムリン氏。昨年12月30日にマンハッタンの連邦地裁に提出した訴状で同氏は、自身が正当な権利に基づいて受け取るべきPEファンドの利益をロス氏に横取りされたと主張している。

  5月にはWLロス創業者の1人であるデービッド・ストーパー氏が、自身が受け取るべき金額から80万ドル超をロス氏が不当に差し引いたとして同氏を提訴していた。

  ロス氏は2006年に、WLロスをインベスコに売却した。インベスコの広報担当、ジニーン・テリオ氏は今回の訴訟についてコメントを避けた。ロス氏には電子メールでコメントを求めたが返答はない。

原題:Trump’s Commerce Pick Sued by Former Employee Over Profits (1)(抜粋)

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