国内市況の指標はここをクリックしてご覧下さい。過去の国内市況の記事はこちらです。

●日本株下落、米金利低下と円高、トランプ氏発言リスク-午後下げ渋る

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は下落。米国の長期金利低下と為替のドル安・円高進行で企業業績に対する楽観的な見方が後退し、輸送用機器など輸出株や鉄鋼など素材株、銀行など金融株が売られた。輸出では、トランプ次期米大統領からメキシコ新工場建設が批判されたトヨタ自動車が安い。

  TOPIXの終値は前日比2.36ポイント(0.2%)安の1553.32と4営業日ぶりに反落、日経平均株価は66円36銭(0.3%)安の1万9454円33銭と続落した。

  ピクテ投信投資顧問の松元浩常務執行役員は、「米雇用統計の発表前に日本株も為替も手じまい。統計で弱い数字が出れば、米利上げへの期待が剥落するリスクがあり、さらにドル売りが出る可能性もある。利上げ加速の流れで進むのかどうか、確認したい」と話した。

  東証1部33業種は鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、鉱業、銀行、保険など19業種が下落。サービスやパルプ・紙、陸運、情報・通信、食料品、医薬品など14業種は上昇。東証1部の売買高は18億6189万株、売買代金は2兆3537億円、売買高は前日から9%減った。上昇銘柄数は1008、下落は864。

  売買代金上位では、昨年12月の国内ユニクロ売上高が2カ月ぶりに減ったファーストリテイリング、JPモルガン証券が投資判断を下げたJFEホールディングスが安い。半面、ソフトバンクグループや楽天は上げ、日産自動車製の自動運転車両を活用した新たな交通サービスを開発するディー・エヌ・エーも買われた。

●債券上昇、米長期金利低下で買い優勢-超長期ゾーンにもようやく買い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。長期金利は一時、3営業日ぶりの低水準を付けた。前日の米国債市場で長期金利が大幅低下した強い地合いを引き継いだ。前日まで軟調推移が続いた超長期ゾーンにも買いが入った。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.045%と、昨年12月30日以来の低水準で開始した。いったん0.055%に戻した後、0.05%を付けている。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部の鈴木秀雄課長は、「米債市場での調整が思ったより大きくなっている。昨日の動きを見る限り、まだ米債ショート(売り建て)のポジションがありそう」と話した。今晩発表の米雇用統計を受けて、「ドル高・債券安・株高の巻き戻しがどうなるかが鍵になりそうだ。仮に雇用統計が弱い結果となった場合には、米債ショートの巻き戻しが一段と続き、円債でも金利低下圧力になっていきそうだ」とみる。

  超長期債は堅調。新発20年物の159回債利回りは2bp低い0.59%、新発30年物の53回債利回りは2.5bp低い0.735%まで買われた。前日は0.61%、0.76%と、ともに昨年12月半ば以来の水準まで売られた。
  

●ドル・円反発、実需の買いや人民元反落-米雇用統計見極めで上値限定

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場ではドル・円相場が反発。朝方に約3週間ぶり安値を付けた後、実需の買いなどが入って値を戻した。

  ドル・円は午後3時57分現在、前日比0.8%高の116円24銭前後。早朝には115円07銭と昨年12月14日以来のドル安・円高水準を付けた。その後は水準を切り上げ、一時116円25銭まで上昇した。

  ソシエテ・ジェネラル銀行東京支店の鈴木恭輔為替資金営業部長は、ドル・円相場の反発について、「115円台というレベル観もあって、輸入企業から個人投資家、短期勢まで幅広い買いにより上昇。日経平均株価が寄り付きからの下げを回復していることや、オフショア人民元が下落していることなどもあって、ドルロングの調整による円高の波に乗った円買いポジションの巻き戻しを誘発しているようだ」と指摘した。

  対ドルで過去最安値1ドル=21.6220ペソを付けたばかりのメキシコペソは、メキシコ中央銀行による連日のドル売り介入にもかかわらず、上値の重い展開となっている。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE