クラッパー米国家情報長官らは5日、昨年の大統領選のキャンペーン期間中に民主党全国委員会(DNC)がハッカー攻撃を受けた問題に関する上院公聴会で証言し、捜査に対するトランプ次期大統領の批判を一蹴した。その上で、ロシア政府の最上層部の承認の下で電子メールのハッキングと情報流出が行われたとあらためて主張した。

  クラッパー長官とブレナン中央情報局(CIA)長官、コミー連邦捜査局(FBI)長官は6日に同問題でトランプ氏にブリーフィングする予定。

  クラッパー長官は上院軍事委員会が開いた同公聴会で、昨年のハッカー攻撃に関して各情報機関が下した結論と信頼性をめぐり、トランプ氏が繰り返し疑念を示してきたことについて見解を求められ、「懐疑的な見方と中傷には違いがある」とした上で、「情報機関への国民の信認と信頼が極めて重要だ」と指摘。各情報機関は今や結論に「極めて強い」自信を持っており、ロシアの関与にも当初より「はるかに強固な」確信があると説明した。

  同公聴会では米サイバー軍司令官を兼務する国家安全保障局(NSA)のロジャーズ局長と、レター国防次官(情報担当)も証言した。

原題:U.S. Spy Chiefs Dispute Trump Before Briefing Him on Hacking (3)(抜粋)

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