5日の米株式相場は3日ぶりに下落。ただ午後に入り下げを大きく縮める展開となった。銀行株が安い。経済指標は強弱まちまちの内容だった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2269。一時は0.4%余り下げる場面もあった。ダウ工業株30種平均は42.87ドル(0.2%)安の19899.29ドル。前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けて幅広く上昇していた。

  相場は全般的に軟調だったが、午後はこの日の安値から戻す展開となった。大統領選挙後の株価上昇に乗り遅れていたディフェンシブ関連が、この日は堅調に推移した。

  S&P500種の業種別11指数では6指数が下落。金融やエネルギーが安い。

  小売株も軟調な展開。百貨店のコールズは19%安。利益予想の下方修正が嫌気された。メーシーズは14%下落。同社は前日に利益見通しを引き下げたほか、6200人の削減を発表した。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は1.5%低下した。
  
  給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが5日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、12月の米民間部門の雇用者数は15万3000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は17万5000人増だった。前月は21万5000人増に修正された。

  先週の米新規失業保険申請件数は前週比で減少し、8週ぶり低水準となった。毎年この時期は、ホリデーシーズンの影響で統計の変動が大きくなる。

原題:U.S. Equities Slip After Employment Data as Bank Shares Decline(抜粋)
原題:Dollar Retreats as Treasuries Jump With Gold: Markets Wrap(抜粋)

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