5日のニューヨーク金相場は上昇し、4週間ぶりの高値となった。ドルの下落が背景。トランプ次期大統領の政策が及ぼす影響をめぐる不透明感も、逃避需要の買いを促した。

  シンクマーケッツUKのチーフ市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて、「ドル強気派が慎重になった」と電子メールで指摘。「多くの要素が同じ方向に動いており、グローバリゼーションや融合の動きを大きく脅かしている」とし、「こうした状況では金がかなり魅力的になる。金は1200ドルの抵抗線を上抜ける可能性が高いと当社では考える」と述べた。

  ブルームバーグのデータによると、ニューヨーク時間午後2時22分現在、金スポット相場は前日比1.5%高の1オンス=1180.62ドル。一時は1.8%上昇する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.4%高の1181.30ドルで終了。

  銀とプラチナのスポット相場も値上がり。パラジウムは5営業日ぶりに下落、前日までの4日間で11%上昇していた。

原題:Gold Climbs to Four-Week High on Dollar’s Drop and Haven Demand(抜粋)

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