トランプ次期米大統領は、通信大手AT&Tによるタイム・ワーナー買収に依然反対していると、同氏に近い複数の関係者が明らかにした。両社が合併すればメディア業界に権力が集中し過ぎると、トランプ氏は考えているという。トランプ氏はAT&Tのタイム・ワーナー買収についてここ数カ月、公の場では沈黙を守っている。

  関係者の1人によれば、トランプ氏はここ数週間に友人に対し、AT&Tとタイム・ワーナーの合併は悪い取引だとなお考えていると伝えた。また別の関係者によれば、トランプ次期政権でホワイトハウスのチーフストラテジストを務めるスティーブ・バノン氏も、この合併に反対している。関係者らは話の内容は非公開だとして匿名を条件に語った。

  トランプ氏は選挙運動中に、854億ドル(約9兆8700億円)規模のこの合併を批判していた。だが大統領選後には、共和党主導の政権が好意的な姿勢を見せるとの観測が広がり、タイム・ワーナー株は10%上昇している。

  トランプ氏の報道官ホープ・ヒックス氏にコメントを求めて連絡を取ったが、これまで返答はない。

原題:Trump Said to Tell Confidant He Still Opposes AT&T-Time Warner(抜粋)

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