バークレイズ証券の日本カントリーマネジャー、マーク・ディアラブ氏が英重大不正捜査局(SFO)の聞き取り調査を受けたことが明らかになった。ロンドン銀行間取引金利(Libor)不正操作疑惑をめぐる世界的な調査の一環で、調査対象に入った幹部が増えていることを示唆する。

  匿名を希望した関係者2人によると、ディアラブ氏に対する調査は過去数週間に実施された。SFOは2008年の金融危機のさなか、バークレイズがバランスシートを実態よりも健全に見せかけるため、Libor算出用の金利を故意に低く見積もって提出した疑いがあるとみて調査している。

  SFOは円とドルのLibor提出金利が不正に操作された疑いも調査しており、LiborをめぐるSFOの調査として今回の件は三つ目のラインとなる。SFOは昨年、ロンドンで行われた別のLibor裁判で、故意に低い金利を提出した疑いについて複数の幹部銀行員を取り調べる意向を示唆していた。Libor不正操作をめぐっては、これまでに英国で5人が有罪判決を受け、十数人が起訴されている。

  ディアラブ氏に対する調査については英紙フィナンシャル・タイムズが5日、先に報じていた。

原題:Barclays Manager Dearlove Said to Be Questioned by SFO on Libor(抜粋)

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