人民元弱気派にとっては思い出したくない悪夢がよみがえった。

  オフショア人民元は4-5日に2日間として過去最大の上げ幅を記録、銀行間金利は急上昇した。ショートポジションを維持するコストは耐えがたいほど高くなり、弱気トレーダーに昨年1月の途方もない踏み上げを思い起こさせた。

  マッコーリー銀行の外為・金利ストラテジスト、ガレス・ベリー氏(シンガポール在勤)は「中国ではまた、尋常ではない1日になった」と語る。「新年早々、市場のコンセンサスに基づいたトレードが粉々になった典型的な例と言えそうだ」と指摘した。

  デリバティブ市場のデータは、一部の短期筋が完全に虚を突かれた様子を示す。オプション価格が示唆するオンショア人民元が1-3月に1ドル=7元を付ける確率は、ほんの2日前に65%だったが、今や36%へと急落した。

  上海時間午後6時31分でオンショア人民元は前日比0.6%高の6.8870元。一方、香港で取引されるオフショア人民元の上げ幅は2日間で2%に達し、オフショアとオンショアのレートの開きは2010年以来の大きさとなった。香港のオフショア人民元翌日物預金金利は一時100%と、過去最高に上った。

原題:China’s Epic Short Squeeze Is Back as Yuan Rally Crushes Bears(抜粋)

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