ランズダウン・パートナーズの主力ヘッジファンドは2016年のパフォーマンスがマイナス約15%と、5年ぶりの損失となった。株式市場での投資が裏目に出たという。投資家向けの書簡で明らかになった。

  この書簡によると、同社の主力ファンド「ランズダウン・デベロップド・マーケッツ・ファンド」は12月の成績がプラス3.8%だったが、通年での損失を取り戻すには至らなかった。同ファンドの運用資産は90億ドル(約1兆500億円)。ランズダウンの広報担当者はコメントを控えた。

  調査会社ユーリカヘッジの試算では、株価上昇で16年のヘッジファンドは平均でプラス4%超のパフォーマンスを挙げたとみられる。そういった中で、マイナスに落ち込んだヘッジファンドは数少ない。ランズダウンはスイスの資源商社グレンコアへの空売りなどが裏目に出て、痛手を被った。同社株は16年に3倍余りとなった。ブルームバーグがまとめたデータによると、ランズダウンはロンドン市場でグレンコアを依然として大規模に空売りしている。

  同ファンドは15年にプラス約17%の成績を挙げていた。マイナスは11年以来で、この時の損失は約20%だった。

原題:Lansdowne’s $9 Billion Hedge Fund Suffers First Loss Since 2012(抜粋)

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