2017年の商品市場で予想外のことが起きる可能性に警戒が必要だ。英銀バークレイズは商品相場が混乱する公算が大きいとし、ベネズエラのデフォルト(債務不履行)やチリでの暴動、中国絡みの貿易戦争など想定されるリスクを多数挙げた。

  マイケル・コーエン、デーン・デービス両氏ら同行のアナリストは5日のリポートで、「新たなポピュリズム政治と保護貿易政策により、さまざまな商品で世界的な需給の前提が崩れる恐れがある」と指摘。「混乱の可能性が高いことに基づくと、17年のリスクは上昇方向だ」と記した。

  アナリストらは「商品市場のブラックスワンイベントは多くの形で現れる。市場がそれらを織り込むには数年かかるか、もしくは一瞬かもしれない」と指摘。また「商品需要に対する大きなブラックスワンのリスクは、主要な商品消費国の予想外の景気後退だ。すなわち投資家は引き続き中国経済を注視するだろう」との見方を示した。

原題:Barclays Flags ‘Black Swan Threats’ to Commodities This Year (1)(抜粋)

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