トランプ次期米大統領が国務長官への起用を決めたレックス・ティラーソン氏は連邦倫理規定に基づく届け出で、10余りの国に広がる投資を反映して最大4億ドル(約460億円)相当の資産を保有していることを開示した。

  政府倫理局(OGE)が4日示した別の資料によれば、上院が長官就任を承認した場合、今月1日まで米石油会社エクソンモービルの会長兼最高経営責任者(CEO)だったティラーソン氏は、同社が関与する政府の決定に1年間は関わることができない。エクソンは6大陸で石油・天然ガス探査を行っており、ティラーソン氏が多くの案件に関与できなくなる公算が大きい。

  エクソンは3日、ティラーソン氏がまだ付与されていない制限付き株式報酬の代わりに現金約1億8000万ドルを同社から受け取ると発表。同氏は届け出の中で、この資金は解約できない信託に預けられ、独立した受託会社により運用されると説明した。

  ティラーソン氏が開示した資産のうち、エクソンの権益・年金関連は3億ドル余り、それ以外の資産は2860万-9800万ドル。長官候補は資産価値をレンジで公表する。

原題:Tillerson Discloses Global Assets of as Much as $400 Million(抜粋)

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