英国の欧州連合(EU)離脱で確固たる計画を持たないと批判されたメイ首相は4日、ロジャーズ駐EU大使の辞意表明から1日足らずで外交官のティム・バロー氏を後任に指名した。政権批判が高まるのを抑える動きとみられる。

  後任人事がこれだけ素早く行われたのは、EU離脱アプローチをめぐる批判が首相に響いた兆候でもある。 

  英政府の高官1人によると、バロー氏はロジャーズ大使の後任として適切な候補であるものの、同大使の3日の突然の辞意表明後に主導権を回復したいメイ首相の切実な気持ちが行動の迅速さに表れたと指摘。また、離脱をめぐる政策が実質空っぽだとの批判をかわしたい願いも示唆されていると、この高官は匿名を条件に語った。

原題:May’s Quick Choice of New Brexit Envoy Shows She Wants Control(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE