石油輸出国機構(OPEC)の原油生産が昨年12月に1日当たり31万バレル減少した。今年1月にOPECの減産計画が実行される前にナイジェリアでの生産に予想外に支障が出たためだ。

 ナイジェリアでは1年間にわたって武装勢力による石油インフラへの攻撃が続き、生産能力の回復が困難な状況となっていたが、昨年12月の産油量は日量20万バレル減の145万バレルとなった。前月までは3カ月連続で増加していた。サウジアラビアの産油量は日量5万バレル、ベネズエラは4万バレル、それぞれ減少した。

  コンサルティング会社エナジー・アスペクツの石油担当チーフアナリスト、アムリタ・セン氏(ロンドン在勤)は電子メールで「ナイジェリアの12月の原油生産は、主に油田管理と港湾労働者のストによる深刻な影響を再び受けた」と指摘した。

  ブルームバーグが調査したアナリストや石油会社、船舶追跡データによれば、11月30日に加盟国資格を一時停止したインドネシアを除くOPEC全体の12月の産油量は日量3310万バレル。11月は13カ国で同3341万バレル、インドネシアの同73万バレルを含めると同3414万バレルだった。

原題:OPEC Oil Output Drops in December as Nigeria Suffers Disruptions(抜粋)

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