パラジウム相場は今年、貴金属の中で最高のパフォーマンスを示し、好調なスタートを切っている。

  米国と中国の製造業関連データの改善を受け、自動車メーカーからの需要が増加するとの見方を背景に、パラジウム相場は取引初日の3日と4日に計8.3%上昇し、2日間としては2015年8月以降で最大の上昇率を示した。

  パラジウム現物相場は昨年、年間ベースで21%上昇し、プラチナや銀、金の上昇率を上回った。排ガス抑制装置に利用されるパラジウムは4つの貴金属の中で工業向け需要が最も多く、世界の二大経済国である米中の需要によって価格が押し上げられている。

  ゼイナー・グループ(シカゴ)のシニアバイスプレジデント、ピーター・トーマス氏は「需要が供給を上回っている。最近の自動車販売統計はとてつもない水準で、需要を反映している。ファンダメンタルズ(需給関係)が相場をけん引している」と指摘した。
  
原題:Palladium Outperforms Precious-Metal Peers With New Year Rally(抜粋)

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