米ニューヨーク市マンハッタンの中古集合住宅は昨年10ー12月(第4四半期)、ここ4年余りで最大の値下がりとなった。市場が減速し買い手が慎重になる中、売り手の期待が低下しつつある兆候が示された。

  不動産鑑定のミラー・サミュエルと仲介のダグラス・エリマン・リアル・エステートが4日発表したリポートによれば、中古のコンドミニアムとコープの中央価格は第4四半期に前年同期比6.3%低下し、90万ドル(約1億500万円)となった。価格が前年同期を割り込むのは2015年初期以来で初めて。低下率は8.1%下げた12年7-9月(第3四半期)以降で最大となった。両社によれば、売り手の最終提示価格からの値引き率は昨年第4四半期に平均4.7%。前年同期は同3.1%だった。

  ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長はインタビューで「自宅に高額過ぎる値段を付ける傲慢(ごうまん)な時代は終わりつつあるのかもしれない」と指摘。「今ではそうした状況から、より実際的な状況に変わりつつある。売却においては正しい価格設定や交渉により柔軟になることも重要だ」と述べた。

原題:Manhattan Home Prices Fall as Sellers Concede to Slowdown (1)(抜粋)

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