ユーロ圏の製造業とサービス業を合わせた経 済活動は5年半余りで最も力強く拡大し、2016年を締めくくった。ユー ロ圏は政治的に不透明な1年に突入するが、景気には勢いが付いてい る。

IHSマークイットが4日発表した12月のユーロ圏総合購買担当者 指数(PMI)改定値は54.4。12月15日公表の速報値から上方修正さ れ、11月の53.9を上回り5年7カ月ぶりの高水準に達した。PMIは50 を上回れば活動拡大を、下回れば縮小を示す。

マークイットはユーロ安を一因に製造業とサービス業がいずれも堅 調だったことを理由に挙げた。スペインを筆頭にドイツも高水準に達す るなど、域内4大経済国はすべて拡大を記録した。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏 は、「PMI改定値は速報値よりも2016年を力強く終えたことを示唆し ているものの、これが17年のユーロ圏経済の回復に必要とされている弾 みを与えるかどうかはまだ非常に不透明だ」とし、「今後1年の政治イ ベントに大きく左右される」と語った。

原題:Euro-Area Economy Ended Year With Strongest Growth Since 2011(抜粋)

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