ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者であるレイ・ダリオ氏は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先月掲載した記事に言及し、主要メディアによる不正確な報道は社会の脅威になると厳しく批判した。ブリッジウォーターについて事実を歪曲(わいきょく)した報道が行われたとダリオ氏は主張した。

  経営の意思決定を自動化するためブリッジウォーターが開発中のソフトウエアをめぐる12月22日付のWSJ紙の記事は、「フランケンシュタイン博士のような人物が圧政を敷く常軌を逸した場所」だと同社を表現していた。

  ダリオ氏は3日のリンクトインへの投稿で、社員の相互評価や人格テストを含む情報源からのデータを活用するプログラムを説明したWSJ紙の記述について、「センセーショナルで誤解を招くものだ」と反論した。

  ダリオ氏は「この原則に基づく秩序立った意思決定プロセスによって、われわれ自身の結論に絡む感情を超越し、意思決定基準のあるべき姿を判断することに集中できるとわれわれは理解している。生身の人間よりもコンピューターの方が一連の基準をはるかにうまく処理できるため、最終的によりよい意思決定につながる」と述べ、離職率も入社1、2年目は21%、10%だが5年目までには3%と「極めて低い」水準に低下すると指摘した。

  WSJ紙の広報担当スティーブ・セバリングハウス氏は「この記事のために費やされた取り組みを検証した結果、125年余り続く高い報道基準が今回のケースにも完全に適用されたと確信している」と電子メールで回答した。

  ブリッジウォーターの広報担当者は、ダリオ氏の投稿以上のコメントを控えている。

原題:Dalio Criticizes Media ‘Distortions’ and Defends Bridgewater (1)(抜粋)

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