インターネット検索エンジンで中国3位の捜狗が、米国で新規株式公開(IPO)の年内実施を計画している。企業価値を最大50億ドル(約5900億円)と評価するIPOを目指し、モバイル市場のトップを走る百度(バイドゥ)の追撃に向け資金を集める。

  捜狗の王小川最高経営責任者(CEO)は北京の本社でのインタビューで、恐らく今年実施のIPOでは同社株の約10%を対象とする方針だと述べた。テンセント・ホールディングス(騰訊)やソフ・ドット・コム(捜狐)が支援する捜狗は、まだ正式にIPO業務を担当する銀行を起用していない。

王小川CEO
王小川CEO
Bloomberg

  百度は依然として中国市場でリードしているが、医療広告をめぐる不祥事で批判を浴び、捜狗や奇虎360科技などのライバル企業がモバイルユーザーを増やしている。

  王CEOはIPOで得る資金の一部を人工知能(AI)や機械学習のテクノロジーを開発している企業への支援に充てることで、検索結果を向上させると説明。「ここ1年、人々の百度への信頼が低下しているトレンドが見て取れる。今後1、2年で捜狗に満足する人が増え、こうした利用者は捜狗が百度に取って代わることができると認識するようになる」と述べた。

  捜狐によれば、捜狗のIPOは現時点で議題に上っていない。

原題:China’s Sogou Targets $5 Billion IPO to Chase Rival Baidu (3)(抜粋)

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