インド最大の送電網運営会社スターライト・パワー・トランスミッションは、送電網が整備されていない地域の電力需要拡大に対応するため、同国政府が年間100億ドル(約1兆2000億円)を投資するとの見通しを示した。

  スターライトのプラティック・アガルワル最高経営責任者(CEO)は、インドでは消費が急速に伸びている地域向けに増強が進む発電能力をつなぐ送電インフラが不十分だと指摘。インド政府が年間約60億ドルを、残りを州政府が投資する可能性があると述べた。

  アガルワルCEOは「インド政府は、過去3-4年の予想を大きく上回る電力需要の伸びを予測しているはずだ。エネルギー業界に影響を与えることを望むなら、それはもはや発電ではなく送電のことを考慮する必要がある」と語った。

  送電インフラ需要をけん引するのは、2019年までに全土に電力を継続的に供給することを目標とするモディ同国首相の政策だ。インド中央電力庁によれば、同国のピーク時の電力需要は22年3月までの6年間に53%余り増加し、235ギガワット(2億3500万キロワット)に達すると予想されている。

原題:Linking Power to People Seen Costing $10 Billion a Year in India(抜粋)

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