3日の米国債相場は変わらず。一時は先月の利上げ以降で最大の下げを演じたが、原油相場の下落を受けて逃避需要が強まり、下げを埋めた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前営業日比変わらずの2.45%。一時は昨年12月14日以降で最大となる7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇する場面もあった。米供給管理協会(ISM)が発表した12月の製造業総合景況指数が2年ぶりの高水準だったことを受け、朝方は売りが出た。原油先物相場が荒い値動きになると、利回りは反転した。

  ドイツやフランス、英国など欧州の国債利回りは総じて上昇。12月の独インフレ率が前月の倍以上の伸びを示したことが影響した。先週発表されたスペインのインフレ率は2013年以来の高水準だった。

  今後数日に社債発行の増加が予想されており、5年債と30年債の利回り差は約110bpに縮小した。

  ドイツ10年債利回りは一時0.29%と、12月19日以来の高水準を付けた。

  金融機関6社を含むドル建て投資適格級の起債が朝方に発表されたことも、米国債を支えた。

  来週は入札が予定されている。先週の5年債と7年債の入札では強い需要がみられた。

  今週は連邦公開市場委員会(FOMC、12月13-14日開催)の議事録公表や、12月の雇用統計発表が予定されている。

原題:Treasuries Pare Losses From Data as Investors Aim to Rebalance(抜粋)

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