投資家は引き続き金投資を控えている。

  世界最大の金連動型上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・シェアーズ」からは昨年12月に月間ベースで22億7000万ドル(約2700億円)が引き揚げられた。資金流出は3カ月連続で、流出額は2013年以降で最大。米政府が同月30日発表したデータによれば、資産運用会社による金の買越残高は7週連続で減少し、2月以来の低水準となった。

  RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア・マーケット・ストラテジスト、ボブ・ヘイバーコーン氏は電話インタビューで「現時点では金にとって有利なトレンドではないというのが現実だ」と指摘。「この価格水準で金を購入しようとするなら、トレンドに逆らっていることになる。金相場を押し上げるためには、地政学的な出来事が起こるか米金融当局の利上げに関するトーンが変化する必要があるだろう」と述べた。

  米商品先物取引委員会(CFTC)が12月30日に発表した統計によれば、ヘッジファンドなど大口投機家による金の先物とオプションの買越残高は27日終了週に23%減少し4万1247枚。ブルームバーグが集計したデータによると、これは2月2日以来の低水準。

原題:Investors in ETFs to Hedge Funds Bail on Gold as Equities Rally(抜粋)

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