米自動車メーカー2位のフォード・モーターはメキシコに16億ドル(約1880億円)で工場を新設する計画を白紙に戻す。同社は小型車生産拠点のメキシコ移転をめぐってトランプ次期米大統領から批判を受けていた。

  次世代コンパクトカー「フォーカス」はメキシコのエルモシージョにある既存工場で生産する一方、フォードは同国のサンルイスポトシに工場を新設する計画を取りやめる。同社のマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が3日明らかにした。フォードは現在フォーカスを組み立てている米ミシガン州ウェインの工場で、今後は2車種を生産し、約3500人の雇用を守る。

  フィールズCEOはミシガン州フラットロックの工場で従業員と記者団に語った。同社はフラットロック工場に7億ドルを投じるとともに、雇用を700人増やす。2020年までにこの工場での生産に、完全電気自動車のスポーツ型多目的車(SUV)やライドシェアビジネス用の自動運転ハイブリッド車の生産も加えるとしている。

原題:Ford Cancels $1.6 Billion Mexico Plant After Trump’s Criticism(抜粋)

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