中国は当局が改革を実行に移す余地を広げるために、2017年の経済成長目標をより柔軟に設定すべきだ。中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の黄益平委員がこうした考えを示した。

  国営新華社通信が1日遅くに、黄委員へのインタビュー内容を伝えた。それによると、同委員は今年の成長率目標を6-7%のレンジとするよう提案した。中国は16年の目標を6.5-7%として20年ぶりにレンジを設け、15年の7%前後から引き下げた。

  習近平国家主席は2020年までの5年間に平均6.5%以上の成長を目指すとの方針も示している。

  北京大学の経済学教授でもある黄委員は「6.5%という目標は平均値にすぎない」と発言。「雇用が安定している限り、短期的に成長目標レンジを若干拡大することは成長志向の取り組みの必要性を減らし、当局が改革に集中する余地を広げる」と述べた。

  同委員はまた、多くの「ゾンビ企業」は経済的に存続不能な状態が続いているが、当局や銀行の支援で何とか生き残っているとし、それが中国経済の資源配分の全般的な効率低下につながっているとの認識を示した。

原題:China Central Bank Adviser Calls for 6%-7% Growth Target Range(抜粋)

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