30日の米国株式市場では主要株価指数が下落。11月の大統領選挙以来で最長の3日続落で今年を締めくくった。この日はテクノロジーと消費銘柄が下げた。

  S&P500種株価指数は10.43ポイント(0.5%)下げて2238.83。年間では9.5%の上昇。ダウ工業株30種平均はこの日、57.18ドル(0.3%)安の19762.60ドルで終了。年間では13.4%上昇し、2013年以来、最も高い伸びとなった。ダウ平均は今週、2万ドルの大台に迫る場面もあったが、最終的にはこの水準から250ドル以上離れて一年を終えた。

  ノムラ・インターナショナルのストラテジスト、ドミトリー・ペトロフ氏(ロンドン在勤)は「2016年は、これまでにない規模で政治材料に右往左往させられた一年だったようだ」と振り返る。「資産市場での実際のボラティリティはそれほどでもないが、世界のマクロ経済および政治の見通しに対する市場の見方の変動は、過去に例を見ない大きさだった」と述べた。

  S&P500種をセクター別にみると、11指数のうちこの日は9指数が下落。金融は0.2%上昇した。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は6営業日連続で上昇し、今月2日以来の高水準に達した。

  今年の米国株が欧州や日本、中国より好調だった背景には、エネルギーと銀行、その他景気循環株が成長加速と財政拡大の恩恵を享受するとの期待がある。

原題:U.S. Stocks Pare Yearly Gain as Dollar, Oil Slip: Markets Wrap(抜粋)
U.S. Stocks Decline in Final Day of Trading as Tech Shares Fall(抜粋)

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