30日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が小幅続落。年間ベースは2009年以来、最大の値上がりで2016年を終えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国を含む産油国が減産合意を来年1月から実行に移すことになっており、世界的な在庫だぶつきが解消に向かうとの期待が高まっている。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は電話取材に対し、「たった1年でなんと変わることだろうか」と語る。2015年を陰うつな空気で終えたのに比べて、今の市場は「久々に楽観をもって新年を迎えようとしている」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比5セント(0.09%)安い1バレル=53.72ドルで終了。年初からは45%値上がりした。ロンドンICEの北海ブレント3月限は3セント下げて56.82ドル。

原題:Oil Makes Biggest Annual Gain Since 2009 Before OPEC Supply Cuts(抜粋)

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