30日の米国債は上昇。月末の指数変更に関連した需要が相場を押し上げた。ただ月間ベースでは下げ、2011年以降で最長の5カ月連続安となった。

  ブルームバーグ・バークレイズ米国債指数は29日の時点で月間0.33%低下。11月は2.67%低下と、2009年1月以来で最大の下げだった。ドナルド・トランプ氏の米大統領選挙戦勝利を受け、インフレや経済成長が加速するとの見方が強まった。

  年内最後の商いとなったこの日は、米証券業金融市場協会(SIFMA)の勧告に基づき午後2時までの短縮取引だった。

  10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.44%。

  米国株が下落したことも米国債にとっては支援材料となった。シカゴ地区の12月の製造業景況指数は市場予想を上回る落ち込みだった。
  
  この日は欧州債も総じて下落。特にフランス国債が売られた。同国債の5年債と30年債の利回り差は拡大した。

  米国債指数は年間ベースで29日までに0.82%のプラスとなった。今年は第4四半期に米国債利回りが上昇して国債の値上がりが削られたものの、英国の欧州連合(EU)離脱決定を手掛かりとした上半期の上げを消すには至らなかった。    
 
原題:Treasuries Rally on Month-End Buying, Paring December Losses(抜粋)

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