JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は今年、自社株を大量に購入したが、同様に購入した企業幹部は他にほとんどいなかった。

  ブルームバーグのデータによると、S&P500種株価指数採用企業の大半で社内関係者が今年、公開市場で自社株を購入したケースはなかった。一方、ダイモン氏が自社株買いに費やした資金は2660万ドル(約31億600万円)に上った。

  米株式相場がますます割高になる中で、大半の企業経営幹部は自社株購入を避けてきた。米大統領選挙後の株高で株価指数は最高値を更新、S&P500種の株価収益率(PER)は7年ぶり高水準に上昇した。

  ダイモン氏は今年2月、JPモルガンの株価が約2年ぶりの安値に下げた後で自社株50万株を購入した。同氏に近い関係者1人がこの時ブルームバーグに語ったところによれば、ダイモン氏は同行の株価が割安になったと確信した。JPモルガン社内の関係者による今年の自社株買いのうち、ダイモン氏の購入は約97%を占めた。 

  ブルームバーグのデータによれば、米大手6行のうちゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーの幹部は年初から27日まで、誰一人として自社株を購入しなかった。

原題:They’re Not Jamie Dimon: Few CEOs Bought Their Own Stock in ’16(抜粋)

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