イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナを救済するために政府は約66億ユーロ(約8150億円)の公的資金を注入する必要がある。イタリア銀行(中央銀行)が初めて公式の推定額を示した。

  同中銀は29日遅くに発表した声明で、資本要件を満たすために約46億ユーロ、個人の債券保有者への補償額として20億ユーロがそれぞれ必要となると試算。このほか機関投資家には22億ユーロの負担が生じる。

  モンテ・パスキは50億ユーロの資金調達を目指していた。一方、欧州中央銀行(ECB) は「予備的資本増強」として88億ユーロの増資を要求していた。

  イタリア中銀はこの数値の違いについて、ECBは監督理事会の特別会合での決定に従い十分な自己資本比率を維持するため必要な額としてより大きな額を打ち出したと説明した。

原題:Paschi Rescue to Cost Italy 6.6 Billion Euros, Central Bank Says(抜粋)

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