香港政府は29日遅く、市中心部のビジネス地区の商業用地を売却すると発表した。同地区の土地売却はここ20年余りで初めて。

  声明によると、「中環(セントラル)」のマレーロードで立体駐車場として現在使われている土地の広さは約3万1000平方フィート(約2880平方メートル)。コリアーズ・インターナショナルでアジアの鑑定・助言担当エグゼクティブディレクターを務めるビンセント・チュン氏によれば、評価額は158億-170億香港ドル(約2380億-2560億円)。売却は来年1-3月(第1四半期)に予定されている。

  セントラルで商業開発用地に空きが出るのは1996年以来初めてで、ここでの賃料がセントラルのオフィス物件の「新たな指標」になるだろうとチュン氏は語った。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、パトリック・ウォン氏は電子メールで、セントラルの高級オフィスの空室率が低水準にとどまり、新たな供給も不十分なことを考慮すれば、今回の売却は注目を浴びる可能性があると指摘。高額になれば同地区のオフィス物件への投資需要を「刺激」し、地区内の既存オフィスの売却価格がさらに上昇する可能性があると述べた。

原題:Hong Kong Parking Garage May Fetch $2.2 Billion in 2017 Sale(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE