地球温暖化からの環境保護を怠ったとして10代の若者らが米政府を訴えている訴訟で、若者側の弁護団は、ドナルド・トランプ次期米大統領に国務長官に起用されたエクソンモービルのレックス・ティラーソン最高経営責任者(CEO)を証人尋問することを計画している。

  21人の子供と10代の若者を代表する弁護団は、来年1月20日の大統領就任式の前日にティラーソン氏が証言することを求めている。若者側は、石油・ガス業界団体が「1960年代から気候変動の危険性について知っていた」ものの、政府が対策を講じるのを「阻止することに成功した」ことを証明しようとしている。

  エクソンもメンバーである業界団体は、政府側として訴訟に加わった。オレゴン州の連邦地裁判事は今年11月、政府側の訴訟棄却請求を退けた。

  業界3団体を代表する弁護士のデービッド・ブエンテ氏は、証言を求める通知を12月28日に団体が受け取ったと説明。同氏はこれ以上のコメントを控えた。

  若者側の弁護団は、ティラーソン氏が「重要な証人」だとし、同氏による早急な証言が今回の訴訟にとって不可欠だと指摘。同氏の弁護団が証言の阻止を試みることに備えていると述べた。

原題:Tillerson Climate-Change Testimony Set Before Trump Sworn In (1)(抜粋)

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