30日の東京外国為替市場では、ドル・円相場が朝方から下落幅を広げている。年末の薄商いの中でユーロ主導のドル売り圧力が相場を押し下げているとの見方が出ている。

  ドル・円は午前9時25分現在、前日比0.2%安の1ドル=116円37銭。午前8時半すぎごろに下落が加速し、116円台半ばから一時116円05銭と14日以来の水準まで下げた。ユーロは主要16通貨に対して全面高。対ドルでは一時14日以来の1ユーロ=1.06ドル台まで上昇し、同時刻現在は0.6%高の1.0556ドル。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)外国為替・コモディティー営業部の吉利重毅部長は、「特にニュースがない。マーケットはものすごく薄いので、そういう中でポジション調整が出たのではないか。ドル・円もユーロ主導のドル売りで下押しているが、特に何か材料があるわけでもない。もしリスクオフ的な材料があればドル・円ももっと落ちているが、単に流動性がない中でのミスヒットなどの動きなのではないか」と述べていた。

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