29日の米国株式市場では年末を控えた薄商いの中で、主要株価指数はわずかに下げて引けた。米週間新規失業保険申請件数は減少。過去4週間で3週目のマイナスとなった。公益事業株に買いが入る一報、金融株は下げた。

  S&P500種株価指数は0.66ポイント(0.1%未満)下げて2249.26。ダウ工業株30種平均は13.90ドル(0.1%未満)安い19819.78ドルで終了。

  テミス・トレーディングのマネジングディレクター兼株式トレーダー、マーク・ケプナー氏は「大統領選挙の後はとにかく米経済成長が話題の中心だ。世界のどこに目を向けても経済成長は見当たらない」と指摘。「すべては期待感に基づいており、これが実現するまで時間がかかるか、あるいは実現しない場合、市場はかなりの調整が必要になるだろう」と述べた。

ニューヨーク証取のトレーダー
ニューヨーク証取のトレーダー
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  この5営業日は、配当性の高い銘柄が堅調を続け、この日は公益事業株の指数が1.3%高。月初来では5.2%値上がりしている。不動産株はこの日0.9%上昇。一方、金融とテクノロジーはそれぞれ0.7%、0.1%の下げ。

  米労働省の発表によると、24日終了週の失業保険申請件数は前週比1万件減の26万5000件。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予 想中央値に一致した。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は11月初め以降で最長の5営業日連続上昇。この日は3.2%上げた。

  S&P500種は年初からは10%の値上がり。
  

原題:U.S. Index Futures Little Changed With Jobless Claims in Focus(抜粋)
原題:Dollar Retreats With U.S. Stocks as Gold Gains: Markets Wrap(抜粋)
原題:This Time, Bounce in U.S. Stocks Goes Unmatched in Rest of World(抜粋)

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