29日の欧州株式相場は反落。指標のストックス欧州600指数は1年ぶりの高値に迫っていたが、投資家の上値追いに消極的な姿勢が明らかになった。一方、英FTSE100指数は過去最高値を再び更新した。

  ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の360.26で終了。この日の出来高は30日平均の半分にも満たなかった。銀行や自動車、鉱山会社など10月以降に大きく上げた景気敏感株がこの日は売られた。それでも英国のFTSE100指数は0.2%上昇し、逆行高した。

  アクセンド・マーケッツの調査部門責任者、マイク・ファンデュルケン氏はリポートで、「この日の株式は押され気味だった」とし、投資家らは「利益を確定し、リスクをやや取り除いた」と指摘した。

  西欧の主要株価指数の中ではFTSE100指数の年初来上昇率が大きく、14%上げた。ドイツのDAX指数は6.6%、フランスのCAC40指数は4.3%それぞれ値上がりした。

  一方、ストックス600指数は今年、依然として1.5%下げている。ブルームバーグがまとめたストラテジスト9人の調査平均値では、ストックス600指数の2017年末は366が見込まれている。これは29日終値を1.6%上回る水準。

原題:European Equity Gains Lose Momentum With 2016 Drawing to a Close(抜粋)

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