国内市況の指標はここをクリックしてご覧下さい。過去の国内市況の記事はこちらです。

●日本株下落、米大統領選後で最大の下げ-米中古住宅の低調と円高推移

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は下落。米国の中古住宅販売の減少や為替の円高推移が嫌気され、電機や自動車など輸出株、鉄鋼や海運株など景気敏感セクターが売られた。米国の金利低下や金融株下落の影響で銀行など金融株も下げ、東証1部33業種中、32業種が安い。

  TOPIXの終値は前日比18.41ポイント(1.2%)安の1518.39と反落、日経平均株価は256円58銭(1.3%)安の1万9145円14銭と続落した。両指数の下落率、下げ幅の大きさは米大統領選直後の11月9日以来。

  三井住友アセットマネジメント・株式運用グループの生永正則シニアファンドマネージャーは、「米金利は急速に上昇してきた。きのうの入札が示したように、この水準になると魅力的な利回りとして買いたい向きも多い」と指摘。相場の大きなトレンドは変わらないが、「年初はボラティリティが高まることが多い。米債売り、ドル買い、日本株買いというこれまでの動きの行き過ぎた部分について、年末を挟み投資家の微調整が出ている」とみていた。

  東証1部売買高は22億4914万株、売買代金は2兆796億円、代金の2兆円乗せは4営業日ぶり。上昇銘柄数は342、下落は1571。東証1部33業種は海運、鉄鋼、銀行、証券・商品先物取引、電機、輸送用機器など32業種が下落。食料品1業種のみ小幅上昇。売買代金上位では、国内外の格付け会社による格下げが相次いだ東芝がきょうも下げ止まらず、東芝向け貸出金のエクスポージャーが相対的に高いと一部アナリストが指摘した三井住友トラスト・ホールディングスも安い。

●債券上昇、株安・円高受け買い優勢-長期国債先物は高値引け

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。米国債の一段高に加え、日本株安と円高が進行したことを受けた買いが相場を押し上げた。

  長期国債先物市場では朝方から買いが先行。中心限月3月物は前日比9銭高の150円03銭で取引を開始した後も買いが優勢な展開を続け、結局は31銭高の150円25銭と9日以来の高値で引けた。

  現物市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは0.04%と、8日以来の低水準。日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値との比較では、1.5ベーシスポイント(bp)低い水準で推移している。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、日本株の大幅安や円高など「リスクオフ的になっている」とし、「先物主導でショートカバー的に買われている」と指摘。「人民元安が進むなど、中国をめぐる不安材料をリスクファクターとして頭に入れておく必要が出てきた可能性がある」と付け加えた。

  日本銀行はこの日、今月10回目となる国債買い入れオペを実施した。対象は残存期間「1年超3年以下」が4000億円、「3年超5年以下」が4200億円、「5年超10年以下」が4100億円だった。28日のオペでは、「10年超25年以下」の買い入れ額を1900億円、「25年超」を1100億円とそれぞれ前回から100億円減額した。

●ドル・円が2週間ぶり安値、米金利低下や株安で-116円台前半

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=116円台前半まで下落し、約2週間ぶりのドル安・円高水準を付けた。前日の米国市場で長期金利低下や株安を背景にドル売り・円買いが進んだ流れが継続した。

  ドル・円は午後4時10分現在、前日比0.7%安の116円41銭。朝方に付けた117円26銭から、午後の取引終盤に一時116円31銭まで下落し、14日以来の安値を付けた。

  米10年国債利回りはこの日の時間外取引で一時2.48%まで低下し、14日以来の低水準を付けた。東京株式市場でTOPIXは反落。前日比1.2%安の1518.39で取引を終えた。

  三菱UFJ信託銀行資金為替部・戦略トレーディング課の池島俊太郎課長は、「ドル・円は米金利低下を受けて調整色が強まっている。昨日の米債利回りの低下は強い入札の結果や月末を控えた株高・債券安のリバランスが要因とみられるが、参加者が少ない中で値幅が出た形となっている」と説明。「ドル・円は目先的に12月12日高値116円12銭程度までの下値リスクはありそう。ただ、ニューヨーク時間に入り、昨日と同様に株高・債券安に対するリバランスの動きがあるか、米7年債入札の結果がどうかといったところが注目されそう」と語った。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE