中国は貿易戦争で米国より長く持ちこたえるだろう。香港城市大学のジェームズ・ワン教授がパイン・リバー・チャイナ・ファンドの投資家向け書簡に掲載された解説文でこうした見方を示した。来年のドナルド・トランプ氏の米大統領就任後に貿易戦争が起きることは「十分あり得る」と指摘している。

  ワン教授は同ファンド向けの月次コメンタリーで、輸出業者への影響軽減に向けて国のリソースを取りまとめる上で、中国政府は米政府より有利な位置にあるだろうと分析。中国の民間輸出業者は政治的な影響力が相対的に弱いことから、国有輸出企業より大きな打撃を受けるとの見方を示した。

  同教授は「民主主義国家の政策決定者は救済に向けた取り組みを調整するのが難しく、ゆくゆくは打撃を受けた国内メーカーからの政治的な反発に向き合わざるを得なくなる」と指摘。「こうした点からすると、中国の方が貿易戦争をより長く戦える可能性がある」と記した。

原題:China Would Outlast U.S. in Trade War, Pine River Letter Says(抜粋)

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