米国の石油業界は「ベビーブーム」の時期を迎えているのかもしれない。

  原油価格上昇や米政界での規制緩和の動きを追い風に、今後2年間で最大40社が新規株式公開(IPO)を実施する可能性があると、米投資銀行チューダー・ピッカリング・ホルトのメイナード・ホルト最高経営責任者(CEO)は指摘した。

  ここ1年はテキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地の掘削業者が事業で支配的な立場にあったが、石油業界のIPOへの関心は今後拡大する公算が大きい。パイプライン運営会社や、ノースダコタ州のバッケン・シェール層やワイオミング州のパウダーリバー盆地などの地域にも関心が広がる可能性があると、ホルト氏は28日の電話インタビューで指摘。M&A(合併と買収)も持ち直しが見込まれている。

  ブルームバーグ集計のデータによると、2年にわたる原油安を受け、今年の北米の石油・天然ガス会社のIPOは13件(総額22億3000万ドル=約2600億円)に減少した。原油価格が1バレル=100ドルを突破した2014年は44件(発表ベース、総額141億5000万ドル)だった。

原題:Oil IPOs Seen Ready to Bloom Across U.S. as Crude Heads Higher(抜粋)

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