米電力会社ダイナジーのロバート・フレクソン最高経営責任者(CEO)は28日、トランプ次期米大統領が炭鉱の雇用を増やす方針を示しており、石炭が発電市場である程度のシェアを取り戻すとの認識を示した。

  同CEOはブルームバーグテレビションとのインタビューで、「われわれにとって石炭が増えることが好ましいのは確かであり、天然ガスと電力の価格上昇時に石炭火力発電所の収益性向上に寄与する」と述べた。ただ新規の石炭発電施設建設を促すまでには至らず、既存の石炭発電所が天然ガスから市場シェアを奪うことになるだろうと予想。原子力発電のシェアに食い込む可能性もあり得るとしている。

  ガスは今年、米国の発電所で使用される燃料として、石炭を抜き首位となった。ガスの年間1位は、1997年からの政府統計で初めて。昨年は石炭発電所の閉鎖数が過去最多となり、ガス価格下落が影響し石炭発電による電力需要が低下した。

  同日のダイナジー株は前日比1.6%安で終了。年初からは37%値下がりしている。

原題:Dynegy CEO Says Trump ‘Good for Us’ Coal-Fired Power Generators(抜粋)

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