28日のニューヨーク外国為替市場では薄商いの中、ドルが伸び悩む展開となった。ドル・インデックスは今週の高水準に達した後はやや上げ幅を縮めたものの、20日に付けた2002年以来の高値を再び狙える位置にある。

  主要10通貨の中では特にユーロがドルに対して軟調。この日は午後に実施された米5年債入札(発行額340億ドル)で力強い需要が見られたことを受けて、10年債利回りが2.52%を下回ってこの日の最低水準となった。これを手掛かりにドルは上げをやや縮めた。5年債入札では最高落札利回りが2.057%、投資家の需要を測る応札倍率は2.72倍。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルはユーロに対し前日比0.4%高の1ユーロ=1.0413ドル。一時は1.0372ドルを付けた。対円では0.1%下げて1ドル=117円26銭。一時は117円81銭に上昇する場面もあったが、5年債入札後の米国債利回り低下を手掛かりに反転した。

  朝方発表された11月の米中古住宅販売成約指数は前月比2.5%低下。市場予想の中央値は0.5%上昇だった。ただ為替市場への影響は発表直後にとどまった。

原題:Dollar Retests 14-Year High as Euro Drops to Near 2016 Low(抜粋)

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