28日の香港株式相場は上昇。ハンセン指数が1カ月ぶりの大幅な上げとなった。テクニカル指標で最近の下げは行き過ぎであることが示唆され、銀行など中国本土の銘柄を中心に値上がりした。

  ハンセン指数は前営業日(23日)比0.8%高の21754.74で終了。一時は5カ月ぶりの安値となった。中国建設銀行(939 HK)は4.8%高と、10カ月ぶりの大幅上昇。テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)は2.2%高。一方、長江実業地産(1113 HK)は6営業日続落となった。

  中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.3%上昇し、今月の下落率を5.5%に縮小した。

  シティグループ・グローバル・マーケッツ・アジアの投資ストラテジスト、ケン・ペン氏(香港在勤)は「商いが薄いため、多めの現金と柔軟な運用の権限を持つポートフォリオマネジャーが比較的少額の資金で市場を動かせる」と指摘。「春節(旧正月)が終わるまで流動性の問題が完全には解決しないため、恐らく1月もなお厳しい状況が続くだろう」と予想した。

  中国本土市場では上海総合指数が前日から0.4%下げ、10月31日以来の安値で引けた。

原題:Hong Kong Stocks Climb Most in a Month as Banks, Tencent Rally(抜粋)

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