韓国公正取引委員会(KFTC)は米クアルコムに対し独占禁止法に違反したとして過去最大となる1兆300億ウォン(約1000億円)の制裁金支払いを命じた。KFTCが28日、声明で発表した。

  KFTCによれば、クアルコムは重要な特許を携帯電話メーカーだけにライセンス供与し、こうしたライセンスの条件について適切な交渉をしなかった。クアルコムは携帯電話で使われる同社製の半導体を韓国で販売する際、顧客に特許ライセンス契約への署名を強いていたという。

  KFTCはまた、別の携帯電話メーカーが持つ特許の利用についてクアルコムが公正な支払いを行っていなかったとも指摘した。

  クアルコムはKFTCの判断を不服として、韓国の裁判所に異議申し立てを行うと表明。同社のドン・ローゼンバーグ法務顧問は、KFTCの決定はすぐには効力を持たないと説明、裁判所に同決定差し止めを請求するとコメントした。

原題:Qualcomm Fined $853 Million by South Korea’s Antitrust Agency(抜粋)

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