27日の米株式市場で、シアトル・ジェネティクスの株価が5年ぶりの大幅安となった。急性骨髄性白血病(AML)患者を対象とした治験薬「SGN-CD33A」の臨床試験で一部患者に肝障害が見られ、4人が死亡したのを受け、米食品医薬品局(FDA)が一部の試験について実施保留命令(クリニカル・ホールド)を同社に通知した。

  シアトル・ジェネティクスの27日の発表資料によると、中断されるのは初期段階にある一部の臨床試験で、第3相試験を含む2つの試験については患者登録を継続する。発表を受け、同社の株価は一時約16%下落し、取引時間中の下げ率としては2011年11月以来の大きさとなった。

  同社によれば、SGN-CD33Aを投与された患者6人が肝障害を起こし、そのうち4人が死亡した。肝臓への血管がふさがることで起きる静脈閉塞(へいそく)性肝疾患のケースも見られたという。

  臨床試験では300人余りの患者にSGN-CD33Aが投与された。肝障害が同薬に関連するものかどうかを判断するためFDAに協力していると同社は説明した。

  米国立衛生研究所(NIH)によると、米国では今年、約2万人がAMLと診断される見通し。

原題:Seattle Genetics Plunges After Drug Studies Halted on Deaths (1)(抜粋)

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