中国は情報セキュリティーで必要ならば軍の活用も含めてあらゆる手段を講じる方針だ。同国初となるサイバーセキュリティーに関する戦略リポートで明らかにした。

  中国でサイバー空間の監督を担う国家インターネット情報弁公室の趙沢良氏は北京で27日開いた記者説明会で、「安全かつコントロール可能な」インターネット環境を求めた。中国市場で「主要な情報商品やサービス」を販売・展開するのに安全かどうかを判断するため、国内外の全企業に対する審査プロセスを採用する計画を公表した。

  習近平国家主席はサイバーセキュリティー強化を掲げている。11月には全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会がサイバーセキュリティー法案を可決した。国内のウェブ業者に警察の捜査への協力を義務付け、一部のケースではソースコードや暗号化キーの提供も求められることになる。

  趙氏は、中国政府や共産党の関連機関、主要産業が使う技術についてはさらに精査の対象になると説明。情報セキュリティー確保を目的に中国がどのような軍事的対応を取るのかに関しては詳述しなかったが、戦略リポートは中国当局が「経済的、行政的、科学的、法的、外交的、軍事的な方法を含むあらゆる手段を使い、中国のサイバー主権を断固守る」と表明した。

原題:China Vows to Protect Information Security ‘Using All Means’ (1)(抜粋)

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