中国は西アフリカの島国サントメ・プリンシペとの外交関係を回復した。同国が台湾と断交した流れを確実なものとし、取り込みを図る。

  中国とサントメ・プリンシペは26日、北京で行われた式典で声明に署名した。式典には中国の王毅外相が出席。同相は記者団に対し、「一つの中国」政策の下で今回の決定がなされたと述べ、サントメ・プリンシペの動きを歓迎した。

  サントメ・プリンシペが台湾と断交し中国を選んだことは、中台の緊張が高まる中で台湾の蔡英文総統の孤立リスクが高まっていることを浮き彫りにする。外交面で台湾を承認する国はこれで21カ国に減少した。

  サントメ・プリンシペは1975年に中国との国交を樹立したが、97年に台湾と国交を結び中国との外交関係を断っていた。

原題:China Revives Ties With African Nation in Blow to Taiwan (1)(抜粋)

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