任天堂がスマートフォン向けゲーム「スーパーマリオラン」を世界150カ国・地域で配信開始して10日。多くの国でダウンロード数トップとなったが、24日現在、売上高トップの国はゼロとなった。

  マリオランは日本時間の16日午前3時ごろ、世界で一斉に配信が始まり、4日間で4000万ダウンロードを突破した。調査会社アップアニーによると、マリオランがダウンロード数でトップとなっているのは24日現在88カ国で、最も多かった17日の138カ国から3割強の減少。売上高は一時49カ国でトップだったが、いまは全ての国で首位を明け渡した。

  任天堂は自社のゲーム機だけにソフトを提供していたが、スマホの普及に伴い方針を転換し、今年3月に初のスマホ向けアプリの配信を開始した。また任天堂が出資する「ポケモン」と米ナイアンティックが配信するスマホゲーム「ポケモンGO」は世界的に社会現象となるほどの人気となった。来年3月には、新型ゲーム機「スイッチ」を発売予定。

  任天堂の君島達己社長は24日付産経新聞とのインタビューで、スマホ向けゲームアプリを年間3本以上のペースで配信していく方針を明らかにしている。同社の株価はマリオラン配信開始後に下落傾向をたどっていたが、26日は反発、前営業日比で一時4.8%高の2万4735円を付けた。

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