ドイツ銀行は住宅ローン担保証券の販売をめぐる米司法省の調査について、72億ドル(約8500億円)を支払うことで決着したことを明らかにした。

  ドイツ銀の23日未明の発表によると、同行は民事制裁金31億ドルを支払い、消費者救済で41億ドルを提供することで米当局と基本合意した。米司法省は当初140億ドルの支払いを求めていた。

  今回の合意で重大な不確実性は解消されるが、同行は他の問題でも同省の調査を受けており、民事訴訟に直面する可能性がある。ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は信用回復を目指し、主要な訴訟の解決を優先課題としている。

  ドイツ銀は民事制裁金支払いのため、10-12月(第4四半期)に約12億ドルの税引き前費用を計上する見込み。同行は「消費者救済の財務への影響は調査決着の最終的な条件に左右されるが、現時点で2016年決算の結果に重大な影響を及ぼすと予想していない」と述べた。同行は今年の決算の暫定集計を予定通り来年2月2日に発表するとしている。

原題:Deutsche Bank to Settle U.S. Mortgage Probe for $7.2 Billion (2)(抜粋)

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